バーベキューで野菜を焼くコツは切らずに焼くこと〜簡単&本格野菜レシピ5選〜

2021-05-03

バーベキューの主役はお肉ですが、名脇役がいてこそ主役は引き立つもの。野菜は食卓の彩りにもなります。
野菜を炭火で焼くと、水分が飛びパサパサになりがちですが、コツさえつかんでしまえば、野菜が信じられないほどジューシーに、そしてみずみずしく仕上がります。

今回は、バーベキューにおすすめの野菜とレシピを紹介します。

 

目次

バーベキューでおいしく野菜を焼くコツは、切らずに焼くこと

野菜の焼くコツは次の2つです。ここ重要です!

  • 野菜は丸ごと焼く
  • 野菜の表面にオリーブオイルを塗る
    (包丁で切った断面は、特に念入りに塗る)

野菜は、包丁で切った切断面から水分が旨味と一緒に飛んでいきます。これがパサパサになる原因です。
なので、野菜はできるだけ切らないこと=丸ごと焼くこと、野菜の表面にオリーブオイルを塗ること=保湿効果、が野菜をおいしくジューシーに仕上げるコツになります。
とはいえ、切らないと食べにくい野菜もあるので、包丁で切った場合は、切った断面にはオリーブオイルを塗って、水分が飛ばないようにしておく必要があります。

野菜を丸ごと焼くと、野菜の皮が水分と旨味を閉じ込めてくれるので、驚くほどみずみずしく、野菜本来の旨味が口の中に広がります。野菜を切る手間も省けて一石二鳥です。

 

 

バーベキューにおすすめの野菜

野菜は、下処理が簡単なものを選ぶのがオススメ。準備の時短につながります。また、彩りがあったほうが料理全体の見栄えが良くなるので、色んな色の野菜を揃えてください。

 

丸焼きに向く野菜

・ピーマン
・アスパラ
・とうもろこし
・なす
・しいたけ(軸は根元から切って、カサだけにする)
・ミニトマト
・タマネギ
・ジャガイモ
・キャベツ
・長ネギ

 

一口大/輪切りに切る野菜

・ズッキーニ
・ブロッコリー
・パプリカ
・レンコン
・タマネギ
・エリンギ

バーベキューにおすすめ野菜レシピ

ピーマンの丸焼き(種も食べれます)

食材
・ピーマン
・オリーブオイル
・塩 (ひとつまみ)

① 塩 ひとつまみをオリーブオイルに入れて混ぜる
② ピーマンの表面に塩入りオリーブオイルを塗る
③ ピーマンを中火ゾーンで焼く。表面が乾いてきたら、オリーブオイルを塗る。(表面を乾燥させないように注意してください)
④ ピーマンの薄皮が黒くなり、全体的に膨らんできらた完成

 

ブロッコリーのグリル

食材
・ブロッコリー
・スパイス(塩コショウなど、お好みで)
・オリーブオイル

① オリーブオイルとスパイスをかき混ぜておく
② 適当な大きさに切ったブロッコリーの表面にオリーブオイルを塗る
③ ブロッコリーを中火ゾーンで焼く。
④ ブロッコリーの表面に焦げ目がついたら、再度オリーブオイルを塗って完成

 

 

World No.1 しいたけ

日本バーベキュー協会のバーベキュー検定で、世界一おいしいしいたけ(World No.1 しいたけ)の焼き方が実演されてました。

食材
・しいたけ
・粗塩

① しいたけの軸を根元から切り、カサだけにする。
② しいたけのカサを下向きにして、インダイレクトゾーンに置き、粗塩をかける
③ しいたけの出汁で粗塩が溶け、水滴になったら完成
(しいたけはひっくり返さないよう注意!せっかくのダシ(旨味)を捨てることになります)

 

 

キャベツ大爆発

見た目のインパクト抜群!盛り上がること間違い無しです

食材
・キャベツ 1玉
・ひき肉 250g
・焼肉のタレ 適量
・塩コショウ 適量

① キャベツの上部を切り取る。切り取ったキャベツはフタに使うので取っておいてください。
② キャベツの中心部分をスプーンなどでくり抜く
③ くり抜いたキャベツをみじん切りにし、ひき肉、塩コショウ、焼肉のタレで炒める
④ 炒めた具材(③)を、キャベツに詰め込み、フタをする
⑤ キャベツ全体をアルミホイルで4重に包み、炭の上に置いて40分~60分焼く。アルミホイルの中からジューという音が聞こえたら食べごろです。
⑥ アルミホイルを開き、キャベツを切り開いたら完成

 

串焼き

一口大に切った野菜を串焼きすると、バーベキュー感が増すのでおすすめです。断面はオリーブオイルで塗ってください。串焼きレシピなどはこちらの記事にまとめてます。

 

野菜でバーベキューに彩りをくわえよう!

バーベキューといえばお肉!ですが、炭火で上手に焼いた野菜のおいしさ、みずみずしさも捨てがたいものがあります。何よりも色とりどりの野菜が並ぶと見栄えが良くなり、バーベキューの雰囲気をより楽しむことができます。旬の野菜や地元の野菜をベーベキューに取り入れるのも面白いです。