【BBQ講座】チャコールレイアウトで肉を焦がさず美味しく仕上げる
BBQで肉を焦がしちゃった。表面は焼けているのに、中は生焼けだった。
ということはありませんか。
結論から言うと、火加減がコントロールできていないだけです
炭の置き方を少し工夫することで解決できます。
BBQでは、「チャコールレイアウト(直訳:炭の配置)」と言います。
チャコールレイアウトは、BBQの基本中の基本。
炭火でBBQをやる方はぜひ覚えてください。
目次
チャコールレイアウトの種類
大きく分けて以下の6種類です。
- ワンゾーンファイア
- スリーゾーンファイア
- ツーゾーンファイア
- スプリットツーゾーンファイア
- サークルファイア
- マウンテンファイア
スリーゾーンファイア、ツーゾーンファイア、スプリットツーゾーンファイア
の3つを覚えておけば、ほとんどの料理が調理できます。
ワンゾーンファイア
グリル全体に炭を平らに敷き詰めるレイアウトです。
炭の消費量が多いのと、焼けた食材のキープゾーンが確保できないので、私は使ったことがありません。
スリーゾーンファイア
炭を斜めに敷き、強火、中火、弱火(炭の無い箇所)を作ります。
強火ゾーン:分厚い牛ステーキ肉
中火ゾーン:豚肉、鶏肉や野菜
弱火ゾーン:焼けた食材のキープゾーン
として使います。
ツーゾーンファイア
グリルの半分に炭を敷き、中火、弱火を作ります。
中火ゾーンで肉や野菜を焼く、弱火ゾーンは焼けた食材のキープゾーンとして使います。
分厚いステーキを焼かないなら、ツーゾーンファイアで十分です。
ツーゾーンファイアはほとんどのBBQ料理を作れる万能なチャコールレイアウトです。
スプリットツーゾーンファイア
グリルの両サイドに炭を敷き、真ん中には炭を敷かないレイアウトです。
両サイド:中火、センター:弱火 を作ります。
スペアリブなど、蓋を閉めてオーブンするときに使います。
サークルファイア
炭を輪っか状に配置するレイアウトです。
網を外して、真ん中に丸鶏を置いて、丸ごと焼くときなどに使います。
サークルファイアの派生技として、スネークレイアウトがあります。
火のついていない炭を輪っか状に置き、着火した炭を少量置きます。
隣りの炭に火がゆっくりと燃え移っていくので、長時間低温を保ってくれます。
マウンテンファイア
炭を山のように積み上げるレイアウトです。
BBQの終盤に、燃え残った炭を真ん中に集め、火力を確保します。
マシュマロやフルーツを焼く時に使います。
チャコールレイアウトに便利な道具
革手袋、炭用スコップ、炭用トングがあると、便利です。
軍手は熱を通しやすいので、革手袋があると火傷の心配が少なくなります。
まとめ
チャコールレイアウトをマスターすれば、火力コントロールができるようになり、BBQ料理を美味しくジューシーに仕上げることができるようになります。
6種類全てを覚えるのが難しい場合は、ツーゾーンファイアだけでも覚えて頂ければ大丈夫です。
この記事があなたの参考になれば幸いです。