Weberでのプルドポークのレシピ【調理時間12時間】
今回は、プルドポークのレシピについて解説いたします。
プルドポークは3大アメリカンBBQの1つで、豚肩ロースを低温で長時間グリルすることで、手やフォークでほろほろと肉がほぐすことができます。
プルドポークは温度管理にコツとかなりの手間がかかりますし、失敗することもあります。
柔らかくておいしいと人気のBBQ料理であり、また豚肩ロースが安くコストダウンにもなります。
ちなみに失敗しても、”ほろほろとほぐれないけど、やたらと柔らかい豚肉”にはなり、これはこれでおいしかったります。
・プルドポークを作るのに便利なアイテム
目次
Weberでのプルドポークのレシピ【調理時間12時間】
プルドポークの食材
- 豚肩ロース肉の塊 2kg前後
- BBQラブ
- オリーブオイル
- BBQソース
- スモークウッド
- インジェクションソース(以下、a~eを混ぜたもの)
a. 水 1/2カップ
b. りんごジュース 3/4カップ
c. 塩 大さじ2
d. 砂糖 大さじ2
e. ウスターソース 大さじ2 - モップソース(以下、①~③を混ぜたもの)
①りんごジュース 1/2カップ
②水 1/2カップ
③りんご酢 1/8カップ
今回の塊肉は、COSTCOの3元豚肩ロースを使います。100g当たり95円とかなり安くて、肉質も良いのでおすすめです。
またBBQラブ、BBQソースは、日本バーベキュー協会のものを使います。
プルドポークの作り方
肉の下処理
① 肉の下処理として、脂身の塊を切り取っておく。
② BBQラブを肉全体に振りかけて、オリーブオイルを塗る。
③ インジェクションソースを3〜5cm間隔で肉全体に注入する。
肉にインジェクションソースの注入はこんな感じです。
グリルの準備
① 下の写真のように、炭はスネークメソッドに配置し、アルミパンにお湯を入れる
② 蓋をして、グリル温度が110℃〜140℃くらいになるように温度調整をする。
③ 炭の上に、スモークウッド※を置く。
※ スモークウッドは、30分くらい、水に浸しておいてください。
左半分に火の付いていない炭を半円状に置き、その上に着火した炭を少し置きます。(キングスフォードのブリスケットを8〜10個分くらい)
こうすると、長時間低温でグリルすることができます。
アルミパンにお湯を入れるのは、肉の乾燥防止のためです。1ℓくらい入れてます。
(調理に12時間かかるので、夜0時の写真です)
肉の調理
① アルミパンの上に塊肉を置き、蓋を閉めてグリルしていきます。肉の内部温度が70℃超えるまで加熱していきます。グリル温度、肉の大きさで変わりますが、だいたい5〜6時間くらいです。
上の写真が加熱前(夜0時ごろ)、下の写真が70℃超えた状態です。(5時ごろ)
② 70℃超えたら、肉をいったんグリルから下ろします。肉の全体にモップソースをたっぷり塗り、アルミホイルで包みます。
アルミホイルで包んだ肉を再度グリルし、肉の内部温度が90℃になるまで加熱します。だいたい4〜5時間くらいです。
③ 90℃に達したら、肉をアルミホイルに包んだままでクーラーボックスに移して、2時間くらいそのままにしておきます。
クーラーボックス内でも調理が進み、ますます柔らかくなります。
④ 熱いうちに、手やフォークなどで肉をほぐして完成です。ほぐした肉にBBQソースで味付けしてください。
食パンやバンズに、はさむなどして食べてください。
プルドポークを作るのに便利なアイテム
プルドポークを作るために必要なアイテムや便利なアイテムを紹介します。
ミートポンプ
肉を柔らかく、ジューシーに仕上げるために、肉内部にインジェクションソースを注入するときに使います。ステンレス製のものが清潔で、頑丈なのでおすすめです。
Weber iGrill
肉の内部温度をスマホに表示してくれる便利アイテムです。特にプルドポークがうまくできるかは温度コントロールが鍵になります。これが無い場合、蓋を開けて温度計を差す手間が増えること、また開けるたびに庫内温度が低下につながります。スマホに肉の内部温度を表示してくれるので、温度計を差す手間も無くなり、安心して放置できます。
まとめ
今回は、3大アメリカンBBQ料理の1つであるプルドポークのレシピを紹介させていただきました。調理時間が12時間、調理中の温度管理にコツや手間が必要ですが、肉がほろほろとほぐれた時の感動はハンパありません。
温度管理については、Weber iGrillを使えば失敗することがほとんど無くなりました。
当記事がみなさまの参考になれば幸いです。